背景をぶらす流し撮りで動感を表現
▪︎ 背景のみをぶらして乗り物の動感を表現する
▪︎ 1/20秒以下など手ブレしない限界までシャッタースピードを落とす
被写体のスピードに合わせてカメラを振る
乗り物の動感を表現するには
流し撮りが有効だ。
流し撮りとは、動く被写体をスローシャッターで追いながら撮影する方法。
ファインダー内の1点に被写体を固定しながら、
被写体のスピードに合わせてカメラを振ることで、
背景のみをぶらすことができ、動感を表現できる。
タイミングがずれるとただのぶれた写真になるので注意しよう。
手ブレしない限界までシャッタースピードを落とす
撮影のポイントは、撮影モードを
シャッタースピード優先またはマニュアルに設定し、
シャッタースピードを手ブレしない限界まで落とすこと。
動体のスピードにもよるが、
1/20秒以下が望ましい。
シャッタースピードを速くすればするほど
背景が止まるため動感は失われていく。
また、どうしても手ブレするバ場合は、
三脚に固定しパン(左右に振る)するのもオススメだ。