被写体ブレでそよ風を表現する
▪︎ 意図的に被写体ブレを起こし、風を表現する
▪︎ シャッタースピードは1/20〜1/2秒を目安に設定する
被写体のブレで見えない風を表現する
写真で目に見えない風を
表現するにはどうしたらいいだろうか。
動画と違い、時間の流れや音を
表現できない写真の場合は、
シャッタースピードを低速にして意図的に被写体ブレを発生させることで、
目に見えない風を表現できる。
花や葉、木々がぶれていることで、
風が吹いていることを伝えられるのだ。
ぶれすぎないように注意し、目安は1/20〜1/2秒
しかし、単に被写体をぶらせば、
風を表現できるわけではない。
長秒露光にしすぎると、
被写体がぶれすぎて消えてしまう。
シャッタースピードは1/20〜1/2秒を
目安に設定するといい。
ブレが大きすぎても小さすぎても
伝わりづらいので、被写体と風速に合った
最適なシャッタースピードを、
テスト撮影してあらかじめ決めておこう。