大口径レンズの「口径食」は絞り込んで防ぐ。
▪︎ 画面周辺に点光源を配置しない。
▪︎ 絞り込むと口径食が目立たなくなる。
点光源がラグビーボール状になる現象
50mm F1.4や85mm F1.4などのいわゆる大口径レンズを使うと、
点光源がきれいな丸ではなくラグビーボールのような形になることがある。
その現象を口径食と言う。
口径食が起こると、レンズ周辺で起こる現象のため、
レンズ中央部では影響が少ない。
次に、絞りを絞ることであったとしても、
絞りこむことで口径食を目立たなくさせることができる。
もしレンズ周辺に点光源があったとしても、
絞り込むことでラグビーボール状からきれいな丸になる。
ボケ量を優先するなら、
玉ボケがレンズ中央付近にくるよう構図を微調整し、
構図を変えられない場合は、
開放から1段だけ絞って目立たなくしよう。