木洩れ日を使って玉ボケをつくる
■ 絞り値が小さくなるほど玉ボケが大きくなる
■ 「葉のついた木々」「逆光」「最短撮影距離」の3条件
絞り値が小さくなるほど玉ボケは大きくなる
背景に木洩れ日や水面の煌めき、
イルミネーションなどの点光源があり、
その光がぼけて玉状になることを「玉ボケ」という。
玉ボケを画面に入れると幻想的な雰囲気を生み出せる。
絞りを開くほど玉ボケは大きくなる。
ボケが大きすぎると背景がうるさくなり、
小さすぎると煌めき感が伝わりづらいので、
イメージに合わせて最適な大きさを選ぼう。
1.葉のついた木々 2. 逆光 3.最短撮影距離
慣れていない場合は、
玉ボケが起こる状況を判断するのが難しいだろう。
そこで、玉ボケが起こる状況を簡単に見つける方法を紹介しよう。
まず、葉のついている木々を探す。
次に、逆光になる位置に移動する。
そして、レンズのフォーカスリングを最短撮影距離にセットする。
この状況で撮影すると大きくボケるはずだが、
そのぼけた部分を確認して玉ボケになっていればOKだ。