【お茶・コーヒー】美味しそうに 商品別撮影とは?
【お茶・コーヒー】
茶葉やパッケージなどの画像をメインにしているお店が多い
のが気になってしまいます。
どんな葉なのか、どんなパッケージに入っているのかも必要
な情報ですが、やはり、まずは実際に飲むシーンが想像できる
ような画像を、ドーンと掲載しましょう。
例えば、中国茶を販売するとして、種類の異なる茶葉を撮影
してみましょう。 画像を見ただ
けで、それぞれの違いがわかり、それにより味や香りを思い浮
かべることができる方が、いったいどれくらいいるでしょう。
そもそも、インターネットで販売をするということは、大き
な商圏を狙ってのことだと思います。それなのに、お茶のこと
を良く知っている特定の人だけをターゲットとするようなペー
ジの構成や画像では、もったいないと思いませんか。
どんな見せ方をしても「実感」として味をイメージできる人
は少ないでしょうが、茶葉だけを見せるよりも、
はるかに「美味しそうかも」と興味を持ってもらいやすい写し方はあります。
中国茶であればそれらしい茶器を一緒に写すのも効果的でしょうし、
日本茶なら和菓子と一緒に、コーヒーや紅茶ならケーキやクッキーと…。
自分が飲んでいるところを想像できる画像が、最も重要なのだと考えてください。
お茶やコーヒーなどのパッケージには、銀色のアルミパック
もあり、困られている方がたくさんいるようです。
結論から言うと、あまり気にし過ぎなくても大丈夫ではない
でしょうか。大事なのは、どんなパッケージに入っているかを
伝えることですから、それがわかれば OKとしてしまってもい
いと思います。
撮影している状況は、こんな感じです。
銀色のパッケージの場合、周囲にあるものが写ってしまって、
見苦しい結果になってしまいやすいので、両脇に白いレフ板を立てて、
それが商品に写るように調整しているだけです。
もちろん、もっと手間を掛けたら、
もっときれいに写すこともできますが、
それだけの手間を掛けるべきかどうかを、考えてください。
大切なのは、中身なのですから。
また、パッケージの撮り方のところでも説明しましたが、
白いもので被ってしまえば、商品全体に白が写り込むために、
部分的に白くなってしまうことは避けられます。
ただ、全体がボンヤリと白っぽくなってしまうので、
美しく写すということを考えても、
あまり適切なセッティングとはいえないでしょう。
画像の重要度と手間とのバランスなどを考えると、
背景を考えたら天井の蛍光灯で撮るだけでも、
十分ではないかというのが、
わたしの考え方でもあります。
適切な(商品よりも大きな面積を持った)
照明が使えるなら、素材の感じを見せつつ
美しく写すことが簡単にできますが、
まあ、そこまでは考えなくてもいいのではないでしょうか。