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【和菓子・洋菓子】撮影のポイント | 美味しそうに見せる、料理の撮影 | 商品別撮影例まとめ

 

【和菓子・洋菓子】撮影のポイント | 美味しそうに見せる、料理の撮影 | 商品別撮影例まとめ

 

和・洋菓子などは、主食 と違って、

嗜好品の部類に なるでしょうから、特にイメージが重要です。

だって、 なければないで済んじゃう ものを買ってもらおうとするわけですから。

 

そんな場合、お菓子そのものの写り方も大切ですが、

画像全体の雰囲気作りが、ものすごく重要になります。

 

わたしもそうですが、多くのひとが、

日常から離れ て「夢」を見たいと

思っているのじゃないでしょうか。

 

現実とは違う、もうちょっとだけお洒落な生活とか。

そんな視点で、ケーキを食べるシーンを考えてみます。

 

ほとんどの人にとっては、これが現実かもしれません。

 

でも、 いくら実際に食べるシーンが連想できるといっても、

この画像 でどれほどの売り上げが望めるでしょう。

 

そこで、ほんのちょっとだけ「夢」を感じてもらうのです。

英字新聞を読みながら、気取ったティーカップに紅茶を入れ て、

こんなふうにケーキを食べる方がどれくらいいるでしょう。

 

こんな夢みたいな光景…、そう「夢」です。

 

実際には有り得なくても、こんなお洒落な雰囲気を味わってみたいと思う

ひとは少なくないのではないでしょうか。

 

そこを 「くすぐる」ような画像が効果的ということなのです。

 

「このケーキはこんな空間にわたしを連れて行ってくれる」

そう錯覚してもらえたら、“勝負ありです。

 

効果的な脇役を使って、

「夢」の生活に連れて行ってもらえるような画像、

ちょっ と大袈裟ですが、そんな雰囲気作りをすることが、

お菓子を売 るための画像の考え方のひとつといえます。

 

だからといって、お団子をこんなふうに写したのでは・・・

確かに美しいかもしれませんが、

お団子の持つイメージ とは違いますよね。

 

演出するといっても、商品とは違った イメージを作ってしまっては、

逆効果になることもある。

 

実際に買うであろうお客様が、

その商品に対して、ど んなイメージを持っているのか。

 

そのことを考え、それ を再現することも演出方法のひとつです。

 

お客様の「共感」を呼ぶ画像、これも販売です。

考えたときには重要な要素です。

 

演出するというと、ついついカッコ良さや

美しさを考えてしまいがちです。

 

お菓子類では、多くの場合それで良い結果が得られるとは思いますが、

中には、少しくらい「泥臭さ」のようなものが感 じられたほうが、

共感しやすい商品もあります。

 

大切なのは、商品が持つイメージや、

どういった客層に 向けてアピールするのが良いかなどをきちんと考えた上で、

それに合わせた演出をすることです。

 

ただ画像を飾るのではなく、どういった層に売るのかなどを、

撮影前にしっかりと考えてみてください。

 

それが具体的 に、はっきりとするほどに、

効果的な演出方法も思い浮かび、

より訴求力の高い画像が作れるということになります。

 

また、お菓子類の場合、大きさが誤解されることも少なくないようです。

 

もちろん、説明文などに記載しているでしょうが、

数字だけで正しい大きさをイメージしてもらうことは

できないと考えたほうが良さそうです。

 

もっと言ってしまえば、文字なんて読まない、

くらいに考てもいいかもしれませ ん。

 

そこで、画像を有効に利用しましょう。

 

コーヒーカップやティーカップを一緒に写したり、

時には、 手で持った状態を写したりするのもわかりやすいです。

 

とも かく、大きさがわかりやすいものを一緒に写すことで

商品 の大きさも感覚的にイメージしやすく、誤解が少なくなるはずです。


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