加古川市の出張撮影カメラマンなら『ちいさな写真屋さん(増田兄弟)』

【麺類】商品撮影 美味しそうに見せる、料理の撮影商品別撮影例

 

【麺類】見てのとおり、「日本そば」です。

販売者としては「そば」の色にこだわりたいところでしょう
が、それは、パソコンのモニターでは再現し切れません。

 

いかに美味しそうに見せるかを考えてください。

微妙なそばの色の違いがわかるひとよりも、

「美味しいか」を知りたい人のほうが圧倒的に多いはずです。

照明のセッティングは基本どおり、

料理の真上よりちょっと奥から、

少し逆光気味にしています。

 

こうすると、細いそばに適度な陰影がつき、

一本一本が際立って見えます。

 

ただ、手前が少し暗くなり過ぎたので、

レフ板を置いて明るくなるよう調整しています。

して、ちょっと華やかな感じになるようにしてみました。

 

背景は和風の木のすだれ、脇役として、天ぷらとお酒を用意して、

まずは「美味しそう」に見せることを優先してみてください。

 

ほとんど同じセッティングで、背景や脇役を変えたら、

温かい麺も、パスタやラーメンなども、美味しそうに撮ることができます。

 

メインとなるべきは料理画像ですが、梱包状態などを説明する画像も必要です。

 

ただ、その場合は、あまり美しさにこだわり過ぎなくても、

わかりやすければいいのですから、頭を切り画像も、

それほど大きく表示することはないと思います。

 

麺なのか生タイプなのかなどがわかり、

どのくらいの量が入っているかを

確認できる大きさがあれば十分ではないでしょうか。

 

照明を使えば、右にある画像のようにも撮影できますが、

理画像が美味しそうなら、

天井の蛍光灯で撮影しただけのものであっても、

特に問題とはならないように思います。

 

写真を撮ることが仕事ではなく、

仕事上必要だから写真を撮るのですから、

手を抜けるところは、手を抜いてもいいのではないでしょうか。

 

決してイイカゲンにというわけではありませんが、

何が販売に密接な関係があるかを考えて、その度合いにより、

労力の注ぎ方をコントロールすることも、大事なことだと考えます。

パッケージなどの画像はわかりやすさを考えて、

欲しくなってもらえる画像に力を注ぎましょう。

 

夏に食べる麺ならば、夏らしい演出を、秋なら造花でもいいので紅葉などを脇役にしたり……

 

そういったことを考えることのほうが、

パッケージを美しく撮ることよりも、はるかに重要です。

 

季節や産地に合わせた背景や脇役などを用意したり、

置き方に工夫をするなど、アマチュアでも

できることはたくさんあります。

 

アイデアで勝負できるのです。

 

専門家しかわからないような

細かなところにこだわるよりも、

できること、考えるべきことを、

きちんと考え丁寧に作業するだけで、

販売に結びつけやすい画像になるはずです。


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