パッケージとボトルの撮影「美味しそうに見せる、料理の撮影 」
ひとつ目のパターンは、照明とレフ板とで、
商品を挟むようなセッティングです。
赤ワインなどのボトルに多く見られるセッティングで、極めてオーソドックスなものです。
白いラインのでき方は、照明とレフ板の位置を変えることで調整できます。
照明とレフ板の位置が、反対になって、問題はありません。
もうひとつのパターンは、照明は商品の上で、
レフ板を商品の両側に置きます。
日本酒や白ワインなど、透明感を伝えたい場
合は、このセッティングが適しています。
そのとき、照明の位置を、商品の真上よりも少し奥にして、
商品の後ろのほうを明るく照らします。
そうすることで、透明感がより強調されます。
【まっすぐじゃなくたって、立ってなくたってイイじゃない】
ボトルや缶を写すというと、当たり前のようにまっすぐに立
てて写すようですが、そうしなければいけないなんてことはあ
りません。下のいくつかの画像を見てみましょう。
サテンなどの布を使ったり、ラベル部分だけを大きくアップで写したり、
まっすぐ立てることにこだわらなければ、いろんなバリエーションが作れます。
ただ、その場合でも、照明やレフ板の位置を調整して、
ボトルの側面に沿った、美しいライン状の写り込みを作ることが、大切です。
目を惹くというのも、販売に結びつけるための大切なテクニックです。
常識にとらわれず、楽しんじゃうくらいの感覚で、
いろんなバリエーションにもトライしてみてください。