銀色パッケージとボトルの撮影のポイントとは
【銀色のパッケージへの対応】
銀色のアルミのような袋の場合、
表面が鏡のようなものですから、
まわりにあるものがみな写ってしまいます。
そんな場合の、簡単な対処方法はふたつあります。
① 白い布で被ってしまう
商品全体を白い布で被ってしまうと、それがパッケージ
全体に写るため、部分的に点々と光って見えることがなく
なります。
ただ、パッケージ全体が、ぼんやりと白い感じになり、
「無光沢」に見えてしまい、誤解を与えることもあります
ので注意してください。
② 白いレフ板を写し込む
まあ、これが一番簡単でしょう。
白いレフ板を使って、
その白を商品に写し込むようにします。
両脇に立てたり、離したり近づけたり、
レフ板の位置を変えることで、
商品の白く見える部分が調整できます。
商品のデザインや置き方が変わることによって、
レフ板の位置も変える必要があるので、
決まったパターンのようなものはありませんが、
実際に試してみると、すぐにコツがつかめるはずです。
銀色の商品をきれいに写すためには、
最終的には手間との戦いになります。
まだまだ工夫の余地はあるし、
大きな面積を持った撮影用の照明を使えば、
もっと簡単に美しい結果が得られます。
でも、「銀色のパッケージに入っています」というのを
伝えることが目的の画像だとするなら、
“それなり”の結果で良しとしてしまうことを、あえて提案します。
そしてその分、中身を見せる画像に、
エネルギーを注いだほうが得策と思えるからです。