被写体のブレを使って人物の躍動感を引き出す
■ 動感表現に被写体ブレを活用する
■ シャッタースピードの目安は1/60〜1/15秒
被写体ブレで動感表現
ぶれた写真は失敗と思われがちだが、
被写体ブレは有効活用できる。
例えば、人物写真に躍動感を出すのに、
被写体ブレは欠かせない要素だ。
やや遅めのシャッタースピードで、
人物の動いている部分だけをぶらしてみよう。
はしゃぎ回る子供や、ジャグリング中の
大道芸人、ドラマーの手さばきなどを、
臨場感たっぷりに表現できる。
イメージに合わせてブレ幅を調整
シャッタースピードが速すぎると被写体は静止し、
遅すぎると手ブレが起こってしまう。
じじゃれている子供は1/60〜1/15秒くらいがオススメ。
動きが速いドラマーや、ジャグリング中の
大道芸人などは、1/60秒を目安に撮影しよう。
撮影前に一度テスト撮影を行い
ブレ具合を確認しておこう。
この時、手ブレするとかっこ悪いので、
手ブレ補正を搭載しているカメラやレンズなら、
手ブレ補正をONにしておき、手ブレを防ごう。