街中の人や車をぶらして臨場感を出す 【 被写体ブレ / 長秒露光 / NDフィルター 】
■ 1/20秒~1秒のシャッタースピードで被写体をぶらす
■ 1分以上の長秒露光で昼間の街中から人や車を消す
1/20秒~1秒のシャッタースビードで動感表現
たくさんの人が集まる駅や広場などで、
動いている人の姿だけをぶらすと、 街の賑わいや臨場感を表現できる。
長秒露光すると被写体が消えてしまうので、
ほどよいプレを起こすには、 1/20秒~1秒程度が最適だろう。
1/20秒では人の形をはっきり残しつつぶれて、1秒では残像のようになる。
1分以上の長秒露光で車や人を消す
シャッタースピードを長秒にすると疂間の交通量の多い街中でも、
車や人を街中から消し、ゴーストタウンのような雰囲気を表現できる。
夜の場合、長秒露光すると車のライトの軌跡が写ってしまうが、
昼間であれば明るい光源もないためきれいに消える。
交通量にもよるが、1分以上は露光しよう。
露光時間が長いほど動体を消すことができる。
昼間は絞りを絞ってもシャッタースピードを
思い通りに落とせない場合があるので、
そんな時はNDフィルターを使ってみよう。
もちろん三脚でカメラを固定し、 レリーズを使うことも忘れずに。