絞り開放+望遠で動物園の柵を消す
■ 望遠レンズで絞りを開放にして柵を大きくぼかす
■ レンズをギリギリまで柵に近づける
絞り開放+望遠の合わせ技で撮る
動物園の柵は、被写体深度を上手く使うことで消すことができる。
コツは2つ。
絞りは開放付近に設定することと、
望遠レンズのような焦点距離の長いレンズを使用すること。
それにより柵が大きくぼけて、
消えたように感じる。
檻の中の人工物もぼけることで、
いかにも動物園で撮ったような印象も薄れる。
柵と自分の距離にも注意する
いくら絞りを開放付近に設定して、
望遠レンズを使用しても、
柵から離れて撮影してしまうと柵は写り込んでしまう。
また、太い柵や柵が交わっている部分は
ボケても柵が目立ちやすいので注意しよう。
ガラス越しではレンズフードを外して密着
動物園の中には柵ではなくガラス張りの場所もある。
ガラスは背景の景色や太陽が反射するため
意外と撮影しづらい。
ガラス越しに撮影する場合は、
レンズフードを外し、
ガラスにレンズがぴったりとつくように撮影すると余分な
反射を防ぐことができる。