小さい物をマクロレンズで大きく捉えて際立たせる撮影方法とは?| マクロレンズ | 被写界深度 |
■ ロマクロレンズは角度や距離を気にせず構図やアングルを決められる
■ 大きさのある被写体は背景をぼかし、小さな被写体は絞り込む
時計や指輪はマクロレンズで際立たせる
小物をきれいに撮影したいなら、マクロレンズを使おう。
一般的なレンズで撮ると、被写体に近寄れず、
撮影倍率も高くないため小物を小さくしか写せないが、
マクロレンズなら画面いっぱいに大きく撮影できる。
また、撮影距離の制限がほぼなくなることで、
撮影する角度や距離にとらわれず自由に構図やアングルを決められる。
被写体の大きさに合わせて被写界深度を調節する
時計などのある程度大きさのある小物を撮影する場合は、
背景を適度にぼかし小物が際立つようにしてみよう。
また、指輪などより小さな被写体は、
被写体が小さい分ピントがシビアなので、
税りを絞り込んでしっかりとピントが合うよう
被写界深度に気をつけて撮影しよう。
マクロレンズの中でも、小物撮影には、
50~60mmの標準域のマクロレンズが使いやすい。
【 マクロレンス購入時の注意点 】
マクロレンズは、ほとんどのレンズの最大倍率が等倍だが、
中には最大撮影倍率が1/2というレンズ存在し、
思ったほど大きくならないということもあるので、
購入時にスペックをしておこう。
また、フルサイズのマクロレンズをAPS-C機に
装着すると機像素子の大きさが小さくなるため、
クロップ効果により機能率が1.5倍になったのと
同じ効果を得られるため、被写体を大きく撮影できる。