マクロレンズで昆虫に大きく迫って撮影する方法とは?
■ マクロレンズは他のレンズに比べ大きく被写体を撮影できる
■ マクロレンズで昆虫を撮影する時のF値はF11~16に
マクロレンズで昆虫を大きく写す
昆虫を大きく撮影するなら、マクロレンズを使おう。
他のレンズに比べ何倍も
被写体を大きく撮影でき、
レンズによっては数cmまで
被写体に寄ることも可能だ。
しかし、一気に近づくと
昆虫が逃げてしまうので、
じりじりと距離を縮めていこう。
逃げやすい蝶などは
180mmマクロレンズを使って
少し離れた場所から撮影するのも手だ。
絞りは開放しすぎない
マクロ撮影では被写界深度も重要だ。
F2.8などの開放F値で撮影すると、
昆虫の目の一部以外はボケボケと
いったことになりかねない。
ボケ具合は被写体との距離にも
よるがF11~16くらいにし、
昆虫の形が分かる程度に写すのがいいだろう。
ただし、絞ると被写体ブレや
手ブレが起きやすくなるため、
ISO感度を上げてシャッタースピードが遅く
なりすぎないように調整しよう。
撮影倍率とは
撮影倍率とはレンズで写された像の大きさと、
実際の被写体の大きさとの比率のこと。
マクロレンズには
等倍と書いてあることが多い。
等倍とはセンサーに投影される像の大きさと
被写体の大きさが同じということ。
例えば、2cmの昆虫を
最短撮影距離で撮影すると、
センサー上にも2cmの
昆虫の像を投影できる。
撮影倍率が高ければ高いほど
被写体を大きく撮影できる。